ひつじの戯言

溢れた言葉を繋ぐだけ。

短歌遊び Thema「春」

光さえ 眩く白んだ 春の庭

あなたの横顔 青草の香り

 

 

どこゆくの 激しい渦に 巻き込まれ

私はだれか 花びらが舞う

 

嬉々として 惹かれて迷う 春霞

夕暮れ空は 濁り紫

 

 

後れ毛の うなじに香る 花の香に

唇よせて 月の降る夜

 

朝日差し 薫る珈琲 幸色と

愛しさ食んだ 君のとなりで

 

 

春告げて たまごとうさぎ 踊りだす

祝会の輪に 響く歌声

 

 

春の日に あなたの幸せ 祈ります

喜び満ちて 祝福あれ、と